参考文献

書籍

Josef-Rheinberger-Archiv

Rheinberger Sämtliche Werke Band 1-48 』

Carus-Verlag

*但し9-14, 23-26,29-31,45-46,48は序文のみ参照

 

画像は一部です。そのほか単行本楽譜をわんさか買ったが、そいつらはほとんどドイツ語解説しかないし、全集とさして変わらない。ちなみにop.109だけは解説者が違っていて、一部見解の相違があるのが面白い。


Rheinberger - Sänmtliche Werke 

Supplement 1

Faksimileausgabe des Klaviertrios Nr.2 in A op.112

 

上の全集別巻第1巻

ピアノトリオ 2番 op.112の直筆清書 ファクシミリ

こちらの記事も参照してください


Rheinberger - Sänmtliche Werke 

Supplement 2

Harald Wanger

Josef Gabriel Rheinberger Leben und Werk in Bilden

Carus-Verlag

 

全集の別巻第2巻

写真で見るラインベルがーの生涯と作品。

すいません画像のほとんどはここからもらってます。


Rheinberger - Sänmtliche Werke

Supplement 3

全集の別巻第3巻。

全集に含まれていない、作品番号外(JWVやWoO)のオルガン作品を所収。

参っちゃうのはこの本に含まれていない作品がまだまだあるんだな、これが。


 Harvey Grace, 『The Organ Works of Rheinberger』, Novello and Campany
オルガニスト必携。主に20曲のオルガンソナタを解説している。誰か翻訳手伝って <(_ _)>

グレイスは大バッハの『主よ、人の望みの喜びを』をオルガン版に編曲したり、この本と同様な形式で大バッハやレーガー、フランスのオルガン音楽に関する評論を出版している。

 面白いのはオルガニストのブルース・スティーブンスは彼を批判してる。



Theodor Kroyer, 『Joseph Rheinberger』, BOBLIOLIFE

アマゾンでは英語だと出ていたので買ったら、ドイツ語だった。タヒねよ。3Pほどであきらめた。

ラインベルガーに関する一番最初の伝記。

家族構成が間違っている気がするのだが。

誰か訳して ヽ(`Д´)ノウワァァン


論文

小林みゆき, 『J. G. Rheinbergerのオルガン音楽 -Max Regerとの比較に基づいて(その1)-』 盛岡大学20周年記念論集『文学部の多用なる世界』 pp.167-182, 2003,3 

小林みゆき, 『J. G. Rheinbergerのオルガン音楽 -Max Regerとの比較に基づいて(その2)-』 盛岡大学紀要 第22号 2005,3
http://ci.nii.ac.jp/naid/110004634147
 
小田賢二, 『G.J.ラインベルガーのオルガン作品にみられた教会旋法からの洞察 <<第4ソナタにおけるTonus Peregrinusの意味>>
国立音楽大学 音楽研究:大学院研究年報 14, pp127-141, 2002
 
(以上の3点は直接ラインベルガーに関しての論文だが、参考書籍に書かれていることばかりなので、あまり参考にはしていない)
福地勝美『F.X.ヴィットとJ.E.ハーベルト:セシリア運動内のドイツ派とオーストリア派の対立をめぐって- 』
成城大学美学・美術史専攻『成城美学美術史』第17・18号
http://www.seijo.ac.jp/graduate/gslit/orig/journal/student/art/index.html
(セシリアニズム研究。間接的にラインベルガーに言及してる。残念なことにラインベルガーとシャフホイトルの関係をしっかり把握していない)

以下の四冊は全て東京芸術大学図書館蔵書2021年11月現在全て現物は手元にあり。「ガブリエル・ヨーゼフ・ラインベルガー」とは出生時の名前。後にファーストネームとミドルネームを入れ替えた。

Gabriel Josef Rheinberger als Antipode des Cäcilianismus

ガブリエル・ヨーゼフ・ラインベルガー、セシリアニズムに反対意見の人

Hans-Josef Irmen

たぶんこれを読めば、セシリア運動との対立が詳しくわかると思うのだが。

 

Thematisches Verzeichnis der musikalischen Werke Gabriel Josef Rheinberger

Hans-Josef Irmen

ガブリエル・ヨーゼフ・ラインベルガー テーマ別音楽作品目録

 誰も気にしていないが、ラインベルガーの作品番号外(WoO)や少年期作品目録(JWV)はこの本で定めたっぽい。「ぽい」というのは読んでないから。いい加減なこと言うなと言うなら、おまえが読んでちゃんと解説しろ。

 ラインベルガーは1859年に1853年(14才頃)からの未出版作品をまとめている(Thematischer Katalog aller meiner Compositionen von the August 1853 an)。またファニーも夫の作品をカタログ化している(Thematischer Catalog der herausgegebenen Compositionnen von Josef Rheinberger)。この辺が元ネタになっているのではないか?

 まいるのはJWVやWoO以外にRhWVなる分類もあるため、もう何が何だかさっぱりわからない orz

『Luigi Cherubini Leben und Werk in Zeugnissen seiner Zeitgenossen』

Edward Bellasis著「Cherubini. Memorials illustrateive of his life」をラインベルガーが独訳したもの。左端に見えるのがケルビーニの肖像。

なぜか最後まで終わらず、未完。

ファニーが伝えるところによると「英語は独特のエネルギーがある」とのこと。

このような珍本が叢書に入っているのが驚き。

『Die Orgelwerke Josef Rheinberger』

Martin Weyer

 ラインベルガーのオルガン作品解説。著者は全集の校訂者、マーティン・ウェイヤー。独語だから読めないんだけど、これ欲しいんだよね~、でも独アマゾンで購入しようとしたら、送付不可と表示が出てきた orz 誰かドイツに行って買ってきてもらえないですかね~ (>_<) 今は日本アマゾンでも買えます。もう持ってる。

 上のグレイスの本とともに、オルガニストは持っておくべきでしょう。


『Briefe und Dokumente seines Lebens』

Harald Wanger / Hans-Josef Irmen  / Hans Schneider

写真は用意しなかったが、書簡・ファニーの日記などラインベルガーを知るための一級資料。全9巻。本来はこれらを読んでこそ研究と言える。Carus社からも刊行されているが、実は国際ラインベルガー協会のサイトからダウンロードできる...ダウンロードしたよ。じいさんの話で挫折した orz